SPECIAL
特別講演
特別講演1
9月18日(木) 14:00-15:00
B棟2階グランドホール
立命館大学 食マネジメント学部 教授
和田 有史
- タイトル:
- 食と心のリアリティを探る、作る

プロフィール:
立命館大学 食マネジメント学部教授。多感覚・認知デザイン研究室を主宰。農研機構食品総合研究所主任研究員などを経て現職。専門は実験心理学。「食」をモチーフに、多感覚知覚や消費者の認知特性にアプローチし、人の心のメカニズムの解明と、その知見に基づく応用技術の開発に取り組んでいる。博士(心理学)。
概要:
これまで心理学の観点から、多感覚情報によって成立する食の知覚・認知について、情報工学や農学の研究者と協働して取り組んできた。近年では、バイタル情報や内臓感覚といった身体内部の情報をもとに、「腹の虫」という人格的存在を創出する研究にも参画している。本講演では、食の知覚・認知メカニズムの解明と、それに基づく技術開発の実例を中心に紹介するとともに、今後の「食のリアリティ創出」に向けた研究の展望について議論する。
特別講演2
9月18日(木) 15:00-16:00
B棟2階グランドホール
虚構新聞社 社主
UK
- タイトル:
- <現実>と<虚構>の狭間からーーフェイクとAIの時代にどう向き合うか

プロフィール:
虚構新聞社社主。滋賀県在住。2004年3月、虚構記事を配信するウェブサイト「虚構新聞」を設立。2012年第16回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品受賞。21年、朝日新聞滋賀県面にて、『虚構新聞—特別編—』を連載。22年度から成安造形大学情報デザイン領域客員教授。
概要:
フェイクニュースが社会問題とされる中、現実と虚構の関係について、エンタメとしての虚構記事を発信する立場から「なぜ人は騙されるのか」を考えます。また、生成AIが与える影響についても、ポジティブ/ネガティブの両面から検討します。