Thursday, 14 September
9月14日(木)
オーガナイズドセッション 14:00 - 15:20 OS
座長:長谷川 晶一(東京工業大学)
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VRを活用するメタバースコミュニティの理解にむけて
(未来ビジョンWG)
〇長谷川 晶一(東京工業大学)、亀岡 嵩幸(筑波大学)、三武 裕玄(明治大学)、中島 遼(株式会社タイミー)、中山 俊秀(東京外国語大学)、〇稲見 昌彦(東京大学) - 日本VR学会未来ビジョンWGでは、VRの未来とそれを支えるコミュニティについて、VRを活用している者、先進的な研究をしている者をコアメンバーとして、2022年11月〜2023年2月にかけて5回のオンラインミーティングを行った。
WGは、VR応用が業務に必要な実用品になり、「VRを研究する」から、VRを使って何かをする応用研究への期待が高まっており、他分野や社会の他のセクションとの協力の重要性が増していることを指摘した。特にメタバースについては、棲む者が増えるにつれ社会問題が生じていること、その魅力がユーザーとそれを含むUGCであること、メタバース内に作られるコミュニティの一つ一つが文化を持ち向社会的行動に繋がりユーザーが集まり留まる要因になっていること、これらが社会学の領域であることに言及した。
本OSでは、WGでカバーできなかった、メタバースとそのコミュニティによるこれまでにないVR応用について理解を深めるために、メタバースでのVR応用の実践者と文化人類学・フィールドワークの専門家を招き、メタバースコミュニティの活動紹介と、それを捉える方法についてパネルディスカッション形式で考える。
- 未来ビジョンWG について(稲見)
- 未来ビジョンWG の報告(長谷川)
- 新しいコミュニティ・文化をどう捉えるか(中山)
- メタバースコミュニティとその活動の紹介動画(長谷川、三武)
- なぜ私はVRChat でLT 会をするのか- いち「VR 一般人」の視点から-(中島)
- バーチャル学会参加者の変遷から見るソーシャルVR の活用(亀岡)
- パネルディスカッション