Tuesday, 13 September
9月13日(火)
口頭発表 9:30-10:50 触覚1
座長:蜂須 拓(筑波大学)
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Sound Pressure Field Reconstruction for Airborne Ultrasound Tactile Display by Neural Network
〇陳 剣宇(東京大学)、鈴木 颯(東京大学)、藤原 正浩(東京大学)、牧野 泰才(東京大学)、篠田 裕之(東京大学) - How to generate a foci sound field quickly for airborne ultrasound tactile display has been widely studied. This time, we propose a neural network model which can generate a specific foci field in lower computational cost.
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スマートフォンで利用可能な高臨場感振動変換法を用いた体感付き動画の提案
〇星 裕也(東北大学)、昆陽 雅司(東北大学)、田所 諭(東北大学) - 近年スマートフォンに搭載されているLRA型振動子では,周波数応答が限られるため任意の音響信号をそのまま振動刺激として提示することは難しい.これまで我々が提案してきた高周波振動の感覚等価変換手法と低周波振動感の代替提示法を活用することで,スマートフォン上で任意の音響信号を元にした高臨場感の振動提示が可能となった.本稿では本機能を活用した体感振動付きの動画視聴アプリを開発し,その有用性を検証する.
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足底触覚を用いた床型歩行誘導システム構築に向けた基礎検討
岡﨑 菜琳(東京大学)、〇吉田 貴寿(東京大学)、Balandra Alfonso(東京大学)、柏野 善大(東京大学)、稲見 昌彦(東京大学) - 足底はほぼ常に床や地面といった外部環境に接しており、これらの環境がアクティブに作用することで、今よりも多様な情報を受け取ることができる可能性がある。本研究では、この関係性を利用した歩行誘導システムを提案する。まず人間の足底触覚による空間知覚特性を調べた。実験で得られた知覚特性に基づき、システムの設計指針を提示した。最後に、環境型ディスプレイにより実現される、新たな身体と空間の関係性の展望を述べる。
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ユーザの嗜好を反映した面的ナビゲーションのための多義的解釈が可能な触覚提示デザインの基礎検討
〇千嶋 広恵(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)、前田 智祐(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科、豊田中央研究所)、鞠 玉蘭(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科)、堺 浩之(豊田中央研究所)、南澤 孝太(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科) - ナビゲーションは、目的地までの最短経路や道順案内を線で提案するものである。しかし、最適なルートを提案する線のナビゲーションは、歩行の自由度が低い。そこで目的地へ向かう経路を、最短ルートの線ではなく、より広い範囲であるエリアとして方向提示を行うことで、ユーザにルートの選択権を与える面のナビゲーションを目指す。本研究では、触覚刺激を用いた面のナビゲーションデザインの検討を行う。
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絶縁膜薄膜化による静電触覚ディスプレイの印加電圧低減と圧電ディスプレイとの複合化
〇髙橋 駿(新潟大学大学院)、寒川 雅之(新潟大学大学院) - 本研究室ではカンチレバー型の触覚センサを用いて物体の触感をデータ化し、触覚ディスプレイ上で触感を再現するシステムを提案している。静電触覚ディスプレイは提示に必要な印加電圧が高いことが難点であったが、ポリマー薄膜、アルミナ薄膜などを用いることで50V以下に抑えることができた。また、圧電ディスプレイとの複合化でよりリアルな触覚の提示を目指した。