イベント

KEYNOTE
基調講演
 

基調講演1

夢を生きる

池谷 裕二
東京大学 教授

池谷 裕二

1989年東京大学理科一類入学.1998年に東京大学大学院薬学系研究科で博士号を取得し,コロンビア大学客員研究員を経て2014年より現職.脳の可塑性・脳の潜在的な能力の大きさを研究テーマとし,サイエンス,ネイチャー姉妹誌,米国科学アカデミー紀要ほか多くの学術誌で論文が掲載されている.文部科学大臣表彰若手科学者賞,日本学術振興会賞,日本学士院学術奨励賞などを受賞.『進化しすぎた脳』『海馬 脳は疲れない』など一般向けの著書多数.

基調講演2

Creative a Conceptual Design Thinking with three Design disciplines: Product, Interaction, and Service

Chien-Hsu Chen
National Cheng Kung University
Professor

Chien-Hsu Chen

Chien-Hsu Chen received the B.S. degree in industrial design from the National Cheng Kung University (NCKU), Taiwan, in 1987, and the master and Ph.D. degrees in computer & information science from Syracuse University, USA, industrial engineering from University of Texas at Arlington, USA, in 1992 and 1996, respectively. In 1996, he joined the Department of Industrial Design, Chang Kung University, as a Lecturer, and in 1997 became an assistant professor at Craft & Design Department of National Taiwan University of Arts. Since August 1998, he has been with the Department of Industrial Design, NCKU, where he was an assistant Professor, became an associate Professor in 2004, and a Professor in 2014. His research interests include ergonomics and interaction design, augmented reality application. He is a Life Member of the Ergonomic Society of Taiwan (EST), and the Taiwan Institute of Kansei (TIK). He was the Chairman of Industrial Design department at National Cheng Kung University from 2010 to 2013. From February 2015 to July2016, he was the business dept. deputy of Research and Services Headquarters(RSH) at NCKU in Taiwan. On August 2016, he has in sabbatical leave for one year and he is the visiting researcher of Research Center for Advanced Science and Technology at University of Tokyo in Japan. Since August 2017, he is the Director general of Technology Transfer & Business Incubation Center(TTBIC) at NCKU in Taiwan.

基調講演3

How Niantic AR Unites People and Reality

川島 優志
Niantic, Inc. アジア統括本部長 エグゼクティブプロデューサー

川島 優志

2013年,Googleの社内スタートアップとして発足したNiantic Labsの UX/Visual Designerとして参画,『Ingress』のビジュアル及びユーザーエクスペリエンスデザインを担当.2015年10月にNiantic, Inc. の設立と同時に,アジア統括本部長に就任.『ポケモンGO』では,開発プロジェクトの立ち上げを担当.
早稲田大学を中退後,2000年に渡米.ロサンゼルスでの起業,デザインプロダクション勤務を経て,2007年にGoogleへ入社.アジア太平洋のウェブデザインチームを統括,日本人としては世界で初めて「Doodle」をデザイン.東日本大震災時はクライシスレスポンスウェブチームを立ち上げた.2011年,米Google本社に移籍し,コンシューマープロダクトウェブデザインのグローバルチームを統括.

INVITED TALK
特別講演
 

テレイグジスタンス―着想からTELESAR VIまで40年の道のり

舘 暲
東京大学 名誉教授

舘 暲

東京大学名誉教授,工学博士.日本バーチャルリアリティ学会初代会長.専門はロボット学とバーチャルリアリティ学.1980年,世界で初めてテレイグジスタンスの概念を提唱,以来その実現のための研究を行う.テレイグジスタンスのほかにも,盲導犬ロボット,再帰性投影技術,触原色,裸眼立体VRなどの独創的な研究で世界に知られる.IEEE Virtual Reality Career Award,通商産業大臣賞,文部科学大臣賞をはじめ各賞を受賞.また,1993年には,国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)を創始した.『バーチャルリアリティー入門』『ロボット入門 つくる哲学・つかう知恵』『Telexistence』など,著書多数.

VR教育研究センターとサービスVR研究の夜明け

廣瀬 通孝
東京大学 教授

廣瀬 通孝

東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻教授.同大学VR教育研究センター センター長.主にシステム工学,ヒューマンインタフェースの研究に従事.CABINやデジタルミュージアムなどの高品位VR環境の研究開発を行う.工学博士.1996年,日本バーチャルリアリティ学会の設立に貢献し,会長を務めたのち現在同学会特別顧問.東京テクノフォーラムゴールドメダル賞などを授賞.主な著書は,『技術はどこまで人間に近づくか』(PHP研究所),『バーチャル・リアリティー』(産業図書),『バーチャルリアリティー』(オーム社),『電脳都市の誕生』(PHP研究所)など.

BANQUET
懇親会
 

日時:2019年9月12日(木) 18:00〜20:30

  • 17:30 会場オープン
  • 18:00 懇親会スタート
  • 早く着いた場合,1階のお土産の店も楽しめます.

場所:神田明神ホール

  • 神田明神の美しい夜景を見渡しながら懇親会を楽しんでください.
  • 神田明神ホール
  • 神田明神

当日参加費

  • 一般:6000円
  • 学生:4000円
  • 現地または東大会場のRegistrationにてお申し込みください.

食事

  • ケータリング:エスプリ&コー
  • 2時間飲み放題:ビール,赤白ワイン,ウィスキー,オレンジ,ウーロン茶,ソーダ,ミネラル
  • アレルギー、ベジタリアンに対応して全てのお料理の成分表示あり
  • 脳に働きかけるエナジーバーグby GOODBRAIN x 格之進」の販売に先立ってVR大会の懇親会で限定試食会を予定しております.格之進の肉おじさんと,脳科学者 藤井先生が共同開発した,脳のパフォーマンスアップと食の豊かさを同時に楽しむ,脳に働きかける体験型食品「エナジーバーグ」.詳細はこちらの支援ページからチェックしてください.
    https://camp-fire.jp/projects/view/181640
    一足先に体験できるチャンスをお見逃しなく!

アクセス

1) Google Map

2) タクシー(6分)

東大正門前でご乗車ください.800円〜1000円程度

3) 都営バス(10分)

[学07] 東大構内 → 神田明神前
東大構内で [学07] 御茶ノ水駅前方面をご利用ください.
毎時刻15分毎に運行します.

4) 徒歩(30分)

TECHNICAL TOUR
テクニカルツアー
 

日時:2019年9月11日(水)18:00〜19:30
場所:東京大学本郷キャンパス (地図)
※時間内にご自由にご訪問ください。

公開予定のセンター・研究室

・バーチャルリアリティ教育研究センター

場所:
工学部1号館143号室
紹介:
VRセンターの内装は隈研究室に依頼して作っています。本センターでは、特設・常設のVR機器並びにVRデモの展示や研究会、セミナー等、多くの人がVRに触れ合う事のできる場として利用していく予定です。

Web:https://vr.u-tokyo.ac.jp/

・SIP XRセンター

場所:
工学部1号館143号室
内容:
XRセンターでは、サービス業のための訓練VRシミュレータの構築を行っています。VR機材が低コスト化してきたことで、業務単価の低いサービス業のトレーニングに対してもVRを利用したシステムを適用できるようになってきました。一方で、サービス業では常に人手不足という課題を抱えており、効率的かつ低コストな人材育成を手法が求められています。本センターのデモでは、サービス業のための訓練VRシミュレータを展示します。

・石川・妹尾研究室(情報理工学系研究科)

場所:
(1)工学部6号館地下1階063号室、(2)工学部6号館地下1階067号室
(3)工学部1号館5階501/503号室、(4)工学部14号館5階505号室
内容:
石川妹尾研究室はセンサ情報処理における並列処理と高速・リアルタイム性を高度に示現する研究を行っています。今回は下記の4グループ各々について、デモを紹介します。
  1. Sensor Fusion (SF): 高速ビジョンや近接覚センサを利用した高速ロボット
  2. Dynamic Vision System (DVS): 広域Dynamic Projection Mappingなど光学制御システム応用
  3. System Vision Design (SVD): マーカーレスDynamic Projection Mappingなど高速画像センシング応用
  4. Active Perception (AP): 映像遅延・色・錯視など人間の知覚特性に対応した動的情報提示

Web:http://www.k2.t.u-tokyo.ac.jp

・小川研究室(情報基盤センター)

場所:
工学部1号館1階143号室
内容:
小川研究室では、AR/VR技術を用いて人々の新たな体験を創出する仕組みを実現し、日常生活を豊かにすることを目標に研究開発を行っています。デモ展示では、VRコンテンツを見ながら街中を歩き回るための「歩きVR」システムを紹介します。

Web:https://www.ogawa-lab.org/

・筧研究室(情報学環/学際情報学府)

場所:
工学部2号館9階93A2号室

Web:http://xlab.iii.u-tokyo.ac.jp/

・篠田・牧野研究室(新領域創成科学研究科)

場所:
工学部14号館6階605号室
内容:
篠田・牧野研究室では,空中超音波を利用した3次元映像との触覚フィードバックを介したインタラクションを体験いただけます.触覚プロジェクタや触覚タッチパネルの他,隣接ブース間で映像と触覚を相互に伝送する視触覚クローンや,裸眼立体映像*内のオブジェクトに触れ,触覚フィードバックを受けながら操作することの出来るデモなどを体験いただけます. *裸眼立体映像の提示については,筑波大学掛谷研究室により開発されたものを利用しています.

Web:https://hapislab.org/

・廣瀬・葛岡・鳴海研究室(情報理工学系研究科)

場所:
工学部2号館8階、9階91C号室、92A1号室
内容:
廣瀬・葛岡・鳴海研究室では、バーチャルリアリティ技術を端緒として、人間と計算機を分かちがたく一体化し、全体として高度な情報処理システムを構築するためのインタフェース技術について、基盤技術開発からコンテンツ構築、技術の社会展開まで、さまざまな角度から研究を行っています。デモ展示ではリダイレクテッドウォーキングや五感インタフェース、ゴーストエンジニアリング等の研究を紹介します。

Web:http://www.cyber.t.u-tokyo.ac.jp/

・苗村研究室(情報学環/学際情報学府)

場所:
工学部2号館9階91C号室

Web:https://nae-lab.org/

・暦本研究室(情報学環/学際情報学府)

場所:
工学部1号館1階143号室
内容:
暦本研究室では人間と技術との融合(Human Computer Integration)と呼ぶ領域に着目し、人間の拡張(Human Augmentation)を追求しています。デモ展示では能力拡張型VRシステムなどの研究を紹介します。

Web:https://lab.rekimoto.org/

・割澤・福井・米谷研究室(新領域創成科学研究科)

場所:
工学部1号館1階143号室
内容:
割澤・福井・米谷研究室では、人間の健康や安全・安心を支援する先進的技術の設計・開発・普及を通じて、人間・人工物・自然の間に適切な関係を構築し、人間を取り巻く豊かな環境を創造する新しい領域を先導してゆくとともに、それを担う人材を育成することをスローガンとして掲げています。展示では聴覚触覚間のクロスモーダル効果により、少ない風源で360度全周囲からの風向を知覚させる研究を紹介します。

Web:http://www.lhei.k.u-tokyo.ac.jp

LUNCHEON SEMINER
ランチョンセミナー
 

賛助会員企業によるお弁当付きのセミナー(無料・各日先着50名)を開催いたします.
各日午前中に大会会場受付付近にてチケットを配布いたします.ぜひご参加ください.

(1日目)9月11日 12:30 – 14:00 登壇会場A  デル株式会社

『産業界でのVRの現状』

身近なものとなりつつあるVR. いまや訓練などの教育コンテンツから実務レベルでの活用まで多岐にわたり, VRは活用されています. この講演ではVRの事例も交えながら産業界におけるVRの現状や取り組みをご紹介していきます.

[講師]
黒田晴彦氏, 中島章氏, 松尾泰晴氏

(2日目)9月12日 11:30 – 13:00 登壇会場A  GREE VR Studio Lab

『VR4.0をつくる仕事 - GREE VR Studio Labの活動紹介』

VTuberやVRエンタテインメント技術の未来開発・社会実装を行うGREE VR Studio Labの研究開発活動の紹介とグリー株式会社の採用案内を最新の映像などを交えながら楽しい雰囲気で紹介いたします(内容はストリーミング放映いたしますhttp://j.mp/VRSYT ).

【予告】VTuber技術コンテスト “VTech Challenge”(仮)
VRなどリアルタイム・インタラクティブ技術をもった学生を対象に「VTuber技術」をテーマにした技術チャレンジコンテストを開催します.優秀作品はラボによる特許取得の支援や賞金,グリー株式会社の採用を希望する方には本選考パスなどがオファーされます.

【詳細】Twitter @VRStudioLab / Web: https://vr.gree.net/

[講師]
白井 暁彦 氏(GREE VR Studio Lab Director)

(3日目) 9月11日 12:15 – 13:45 登壇会場A  株式会社日本HP

順次公開

IVRC
国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト
 

9月13日(金)に,国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)の予選大会を行います.
東京大学 本郷キャンパス 工学部6号館3階にて,第24回大会の技術・芸術展示と併設する形で展示します.
IVRCの詳細は公式Webサイト(http://ivrc.net/2019/)をご覧ください.

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