開催概要

第23回日本バーチャルリアリティ学会大会
会期:2018年9月19日(水)~21日(金)
会場:東北大学青葉山新キャンパス 青葉山コモンズ
共催:東北大学サイバーサイエンスセンター

大会長挨拶

吉澤 誠 第23回大会長(東北大学サイバーサイエンスセンター)

第23回大会は2018年9月19日(水)~21日(金)に,東北大学青葉山キャンパスの「青葉山コモンズ」で開催する予定です.

仙台での開催は12年前の2006年に第11回大会が開催されて以来2回目です.2年前に地下鉄東西線が開通し,会場の青葉山コモンズの最寄り駅である青葉山駅まで,地下鉄仙台駅からたった9分で到着することができます.少しだけ注意が必要なのは,駅のホームが地下6階にあることです.そのため,地上の出口までたどり着くのにさらに数分かかります.それはご愛嬌として,地下鉄南出口から西に徒歩3分ほどで青葉山コモンズに至ります.

青葉山コモンズの正式名称は東北大学附属図書館農学分館です.2017年3月まで,農学部・農学研究科は仙台市中心部の雨宮地区にありましたが,同年4月に青葉山に移転したばかりです.移転先はゴルフ場の跡地で青葉山新キャンパスと呼ばれ,環境科学研究科や災害科学国際研究所なども建設されました.

ドローンで撮影された,ここが日本とは思えないくらい広大な新青葉山キャンパスの様子は,YouTubeからご覧になることができます.

さて,昨今はVRブームです.しかし,リアルワールドの方でも,AIとIoTとビッグデータが結びついたサイバー空間が急速に進化し,ドローンが空中を飛び交い,2足歩行ロボットがバック宙できる時代に突入しています.電磁パルス爆弾ですべてが混乱するブレードランナー的ディストピアが訪れる可能性はあるものの,12年前とは全く様相が変わった,VRの爆発的発展の予感がします.その傾向を受けて,最近の大会では展示数がかなり多くなっています.でも安心してください.ラーニングコモンズ呼ばれるオープンスペースを持つ青葉山コモンズのキャパシティには全く問題がありません.

第23回大会では,広大でリアルな空間を用意して,VR研究者の最新の成果発表をお待ちしています.