特別講演1 (9/20):トヨタのパートナーロボット開発

北濵 兼一 氏

トヨタ自動車株式会社 未来創生センター Z-フロンティア部 企画推進室 室長

(略歴)
1995年 東京大学大学院工学系研究科修士卒,トヨタ自動車(株)入社.自動運転車やロボットの開発に従事.
現在は,ロボット技術を活用した社会システムの企画・開発を推進.

(内容)
人と共存するロボットの開発状況や実用化事例を紹介する.

特別講演2 (9/20):最近の津波解析技術の向上と課題―東日本大震災を経験して

今村 文彦 氏

東北大学 災害科学国際研究所 所長 津波工学分野 教授

(略歴)
東北大学大学院博士後期課程修了.東北大学工学部土木工学科助手,同大学院工学研究科附属災害制御研究センター助教授を経て,現職。主な専門分野は,津波減災技術と自然災害科学.さらに,数値解析,津波防災技術開発など.東日本大震災復興構想会議検討部会,中央防災会議東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会,宮城県震災復興会議などのメンバー.

(内容)
東日本大震災では大津波の発生により多大な被害を生じ,いまだに沿岸部での復興は途上である.現地調査や解析から浮かび出された津波解析技術の問題点とその後の改善,今後の課題などを紹介する.

懇親会

当日の懇親会参加申し込みは,9月20日(木)14:00まで大会会場受付において現金でのみ受け付けます.
(懇親会会場では参加申し込みできません)

日時:9月20日(木)18:30〜20:30
会場:地下鉄東西線 国際センター駅市民交流施設「青葉の風テラス」(国際センター駅2階)

テクニカルツアー (1)

概要

日時:9月19日(水)17時20分~19時30分
場所:東北大学 青葉山キャンパス内にある所定の研究所・研究室(青葉山コモンズ周辺・徒歩圏内)

キャンパスマップはこちら
https://www.tohoku.ac.jp/map/ja/

公開予定の研究所・研究室

(a) サイバーサイエンスセンター
場所:サイバーサイエンスセンター2号館 (キャンパスマップのG08)
内容:地震・津波,天文,プラズマ,航空機設計など,大規模データ解析を伴う高度なシミュレーションで利用されているスーパーコンピュータSX-ACEおよび並列コンピュータLX406Re-2をご紹介します.さらに三次元可視化システムでは,迫力の三次元大画面ディスプレイでシミュレーションの可視化を体験できます.
時間:17時20分~18時00分
定員:30名
Web:http://www.cc.tohoku.ac.jp/

(b) 大学院情報科学研究科 人間-ロボット情報学研究室 (田所・昆陽・多田隈研究室)
場所:レアメタル総合棟 (キャンパスマップのJ02)  1階実証フロア
内容:ImPACTタフ・ロボティクス・チャレンジで開発する索状ロボット,サイバー救助犬,ジャミンググリッパ,建設ロボットの触覚伝達技術や,SIPで開発するインフラ点検用球殻ドローンなどについて紹介し,実演デモを行います.
時間:17時30分~19時30分(自由見学,説明員が対応します)
Web:https://www.rm.is.tohoku.ac.jp/

(c) 災害科学国際研究所
場所:災害科学国際研究所 (キャンパスマップのJ31) 多目的ホール
内容:3D映画「大津波 3.11未来への記憶」の上映
本映画は,2011年3月11日に発生した東日本大震災の「被災と復興の記録」です.震災直後から,宮城県・岩手県沿岸部を中心に,3年以上にわたり,NHKメディアテクノロジーが取材を続け映画化しました.学術的にも裏づけのある内容とするため,今村文彦 教授(現災害科学国際研究所所長,津波工学)が監修,協力を行いました.本映画は,2015年3月に仙台で開催された「国連防災世界会議」パブリックフォーラムにおいて,東北大学キャンパスにて初上映されました.本編は80分ですが,今回は25分の特別編集版を上映いたします.展示はご自由にご覧いただけます。
上映:1回目 17時20分~17時50分,2回目 18時00分~18時30分 (各回定員100名)
Web:http://irides.tohoku.ac.jp/

テクニカルツアー (2)

概要

日時:9月21日(金)18時00分~19時30分
場所:東北大学 片平キャンパス 電気通信研究所本館内の研究室等
(地下鉄東西線で青葉山駅から4駅7分・青葉通一番町駅下車徒歩約10分)
※ 時間内にご自由に訪問ください.

キャンパスマップはこちら(電気通信研究所本館: 地図のG10)
https://www.tohoku.ac.jp/map/ja/

公開予定の研究室・施設

(a) 電気通信研究所 資料展示室
場所:電気通信研究所本館(キャンパスマップのG10)1階 M151(資料展示室)
内容:電気通信研究所は1935年に創立され,80年を越える歴史があります.その一部を偲び,所の過去と現在を踏まえて未来にも思いを馳せることができる展示です.八木・宇田アンテナを初めて実用化した極超短波無線送受信機,岡部金治郎博士が最初の実験に使用した分割陽極マグネトロン,永井健三博士が交流バイアス方式の実験で実際に利用した鋼帯式磁気録音機などを展示しています.
Web:http://www.riec.tohoku.ac.jp/ja/archives/exhibition/

(b) 電気通信研究所 先端音情報システム研究室 (鈴木・坂本研究室)
場所:電気通信研究所本館(キャンパスマップのG10)1階 M124(音環境高感性実験室)
内容:人間の聴覚情報処理過程に根ざした次世代音響コミュニケーションシステムの開発を進めています.今回は音環境高感性実験室と呼ばれる実験室コンプレックスの中核である無響室で,多チャネルスピーカアレイを用いた3次元音空間創成技術を体験していただきます.
Web:http://www.ais.riec.tohoku.ac.jp/index-j.html
http://www.ais.riec.tohoku.ac.jp/~saka/archive/tutorial/04.pdf

(c) 電気通信研究所 情報コンテンツ研究室 (北村・高嶋研究室)
場所:電気通信研究所本館(キャンパスマップのG10)5階 部屋番号M561~M565
内容:身の回りのあらゆるものをコンテンツと捉え,人と空間とのインタラクションを考慮して,インタラクティブコンテンツに関する研究を進めています.その中からいくつかをデモで紹介します.
Web: http://www.icd.riec.tohoku.ac.jp/

ランチョンセミナー

賛助会員企業によるお弁当付きのセミナー(無料・各日先着50名)を開催いたします.
各日午前中に大会会場受付付近にてチケットを配布いたします.ぜひご参加ください.

(1日目) 9月19日 12:20 – 13:00 Room D(講義室5) デル株式会社

『近未来を見据えたDell Technologiesの戦略と幅広いVRエコシステム/パートナーシップ』

VRがさまざまな企業活動のフロントに躍り出る時代です。ゲーム等エンターテインメントの制作現場はもとより、製造業、流通業、医療機関、学術モデルや教育コンテンツ作成等、その対象は多岐にわたり、VR に最適なプラットフォームとVRを身近に使える環境の両方が必要です。この講演では近未来を見据えたDell Technologiesの企業戦略と幅広いVRエコシステム/パートナーシップをご紹介していきます。

[講師]
黒田 晴彦 氏(DELL Japan 最高技術責任者)
中島 章 氏(DELL Japan クライアント・ソリューションズ統括本部 アウトサイドスペシャリスト部長)

(2日目) 9月20日 12:20 – 13:00 Room D(講義室5) バルコ株式会社

『可視化・VRのトレンドと未来』

60年前に初めてのHMDが開発され、25年前にイリノイ大学でCaveが開発されてから、様々な可視化・VRシステムが使用されてきました。GPUの革新と小型で安価なHMDの登場により2016年より第2次VRブームが起こっています。また2000年に入ってからプロジェクタの高輝度化が進み、屋内外でのプロジェクションマッピングブームも起こっています。この業界で最先端の可視化・VRとともに歩んだ経験から、可視化・VRのトレンドと未来を紹介します。

[講師]
畠山 和敏 氏(ナリッジサービスネットワーク株式会社 常務執行役員)
中村 星一 氏(バルコ株式会社 VRエクスペリエンス事業部長)

参加方法

  • 1日目,2日目の11:30まで大会会場受付付近のランチョンセミナー受付にて参加をお申し込み下さい.参加チケットをお渡しいたします.参加申し込みは,定員50名に達し次第締め切りいたします.
    ※なお,残席のある場合には,開始直前までセミナー会場 Room D(講義室5)前にて直接参加申し込みいただけます.
  • セミナー開始時間までに,参加チケットをお持ちになってセミナー会場Room D(講義室5)へご来場下さい.チケットと交換で昼食を無料でお配りいたします.

 

国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)

9月20日,21日に,国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト(IVRC)の予選大会を行います.
東北大学青葉山コモンズにて,第23回大会の技術・芸術展示と併設する形で展示します.
IVRCの詳細は公式Webサイト(http://ivrc.net/2018/)をご覧ください.