題目

Shadow avatar system －身体の潜在的働きに着目した影アバター呈示による「型」の学習支援－ (Support of learning stylized motions with the use of projection of shadow avatar by focusing on potential function of body)

概要

本研究では，両肘に冗長自由度を持つ影絵アバターを，自身の影に重ねて提示するシステムを活用して，身体動作の型の学習を支援する手法について研究した．具体的には，二つの影絵アバターを用いて，手本の動作と学習者の動作を同時に提示するシステムを開発した．そして，手本の動作データを活用して，学習者自身のアバターの肘を先行的に動作させることで，「自身の影と自身のアバターのズレ」，「自身のアバターと手本のズレ」の二重のズレに身体を介して気づき，型の学習が促進されることが分かった．

著者

宮﨑 義之 (早稲田大学大学院 創造理工学研究科) , 加藤 雄大 (早稲田大学大学院 創造理工学研究科) , 板井 志郎 (早稲田大学 理工学術院) , 三輪 敬之 (早稲田大学 理工学術院)