Sept. 12 2019
Room D Training & Simulation
Chair：Masataka Imura(Kwansei Gakuin Univ.)
- 5D-01
- Refinement of Interaction and Perceptual Effects with Virtual Crowd in Pedestrian Traffic Simulation using Virtual Reality
〇Chuwei Xu(Yokohama National University Graduate School of Environment and Information Sciences)、KATSUNORI OKAJIMA(Yokohama National University) - 本研究では、エージェントベースシミュレーションを用いて群衆を生成し，群衆の中の一人として実験参加者が仮想空間に入り込み、人流の一部となれるシステムを作成し、群衆の条件やインタラクション条件の違いによる人流の変化と参加者視点でどのように感じるかを評価する実験を実施し、よりリアルな人流シミュレーションを可能にする手法とその知覚的効果について検証した。
- 5D-02
- Evacuation drills using VR and Impact of NPC on evacuation behavior
〇Kazuya Yamamoto(Fukuoka Institute of Technology)、MAKIO ISHIHARA(Fukuoka Institute of Technology) - 本稿ではNPC（ノンプレイヤーキャラクター）を導入した避難訓練を行うことでNPCの行動特性による被験者への影響について考察を行った.仮想空間内に作成した福岡工業大学C棟で３つの行動パターンのNPCを用意した後避難訓練を行った.その結果ランダム（パニック状態を想定した動き）に動くNPCに対してストレスを感じ，集団として動いているNPCの後を追いかけるように避難することが多いことが分かった.
- The AR Fire Extinguishing Training App that can place virtual fire anywhere in real space
〇Tomoki Itamiya(Aichi University of Technology)、Toshiki Hirakawa(Aichi University of Technology)、Mikihisa Shinma(Aichi University of Technology)、Shizuya Konda(Aichi University of Technology)、Ren Nishibe(Aichi University of Technology)、Yuuki Tomita(Aichi University of Technology) - 実際の火や消火器を用いた消火訓練はコストを要するため，VR消火訓練アプリが商用化されている．VRは室内の3Dモデリングが必要であり，場所のカスタマイズに工数を要する．本研究ではビデオシースルーが可能なスタンドアロン型6DoF-HMDを用いて，3DoFコントローラの操作でバーチャル火点を現実空間の任意の場所に配置できるAR消火訓練アプリを開発した．今いるその場に煙が充満する様子もリアルに実感できる．
- 5D-04
- Feasibility Study on Paragliding Training Using VR
〇HARUO TAKEMURA(Osaka University) - この発表では、スカイスポーツの一種目であるパラグライダーの操縦訓練をVRを用いて行う可能性について、筆者の知見をベースに検討する。パラグライダーの操縦は、他の航空機の操縦とは異なり操縦者の体重移動と左右の手に保持したブレークコードの操作のみで行われる。しかしながら、他の航空スポーツと同様に、操作ミスが墜落の危険性につながり安全面での配慮は不可欠である。このため、VR訓練システムを用いることで、操縦時のパラグライダーの性能限界を事前に体験することの有効性と実現可能性について本報告では議論する。
- 5D-05
- Development of guide system for pruning the grain of fruit-grape using Virtual Reality
〇Shota Nakazawa(University of Yamanashi) - 果樹ぶどうにおける摘粒という作業は重要であるが、経験が必要になる。しかし、実際のぶどうを用いて練習するしかないため、収入に影響を及ぼす。これを解消するため、VRを用いることで練習しやすい環境の構築を目指している。このシステムの開発をすることで人手不足や新規参入者の獲得の見込みが考えられる。また、システムをした後に実際の摘粒を行うことで上達しているかを評価する予定である。
- 5D-06
- Development of virtual sculpture training system by a haptic device
〇TOSHIHIKO KANBARA(Hachinohe Institute of Technology)、Taichi Iwakiri(Hachinohe Institute of Technology) - チェーンソーアートのような彫刻で美しい作品を作り出すには、刃物をどのように操り、どうやって削り出して行くかを経験を重ねて習熟する必要がある。だが、刃物自体が危険な物体であり、どんなに安全面で気をつけていても習熟の途中で疲労から負傷するおそれがある。そこで、本研究ではCGロボットアーム先端に付けた刃物を力覚デバイスで操縦し力加減などを仮想空間上で経験しながら習熟していく彫刻支援システムを提案する。
- We’ve started practice field for “Watashibune”.
〇Tensei Mukaidono(Rikkyo Ikebukuro High School)、Kouki Hayashi(Rikkyo Ikebukuro High School)、Tsubasa Yoshida(Rikkyo Ikebukuro High School)、Naoki Misawa(Rikkyo Ikebukuro High School)、Haruto Dogane(Rikkyo Ikebukuro High School)、Yuya Yamazaki(Rikkyo Ikebukuro High School)、Aoi Hiramoto(Rikkyo Ikebukuro High School)、Toshihiro Saiki(Rikkyo Ikebukuro High School)、Sou Dainichi(Rikkyo Ikebukuro High School)、Kouotaro Kuroda(Rikkyo Ikebukuro High School) - 私たちにはHMDというものは一人で楽しむものという先入観があるのではないか？そんな考えから私たちは二人でプレイし、別の動きをして楽しむVRを作ろうという考えが生まれ、その考えをもとにチームを立ち上げ、二人で楽しめる渡し舟のVRを計画した。このVRには漕ぎ手、舵取りの役割があり、どちらとも視点も操作も違う。目的は二人で協力して障害物をよけ、時間以内にお宝を運ぶことである。
