HOME > プログラム > オフィス内のコミュニケーション促進を目的とした検索クエリ共有システム

オフィス内のコミュニケーション促進を目的とした検索クエリ共有システム

題目

オフィス内のコミュニケーション促進を目的とした検索クエリ共有システム (Sharing web search query for enhancing communication among office.)

概要

Web上で検索をする際、検索クエリは自分の興味があるものや、何か問題が発生した時の解決方法であり、検索を使用するユーザの状況をある程度表象していると考えられる。このような検索クエリを他者と共有することで、検索クエリがコミュニケーション開始のトリガとなり、インフォーマルコミュニケーションが発生したり、また問題を共有することで仕事が効率化するのではないかと考えた。そこで、本研究では、検索クエリに基づいてユーザの状況を「休憩中」「忙しい」「困っている」に分類し、これをオフィス内で他者と共有することで、検索クエリに基づいたユーザ状況の共有がどのようにコミュニケーションや仕事に影響を与えるかの調査を行う。そして、検索クエリとユーザの状況の関係性を明らかにし、ユーザの状況をどのタイミングでどういった形で共有するのがコミュニケーションを促進するのかを調べる。

著者

小川 達也 (大阪大学) , 酒田 信親 (大阪大学) , 西田 正吾 (大阪大学)