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眼鏡式4視差3Dプロジェクターシステムによる 時分割偏光方式の提案

題目

眼鏡式4視差3Dプロジェクターシステムによる 時分割偏光方式の提案 (Development of four-way multiplex division display with glasses)

概要

従来の3D観賞の手法は主に眼鏡方式と裸眼方式の2種類に分けられる. 眼鏡方式では, 2視点の両眼の視差による立体視を行う. 視点位置によらず3D観賞が可能という利点がある一方で, 視点位置による回り込みの表現ができないという欠点もある. 裸眼方式では, ディスプレイに多視点用の細工を施して立体視を行う. こちらは視点位置によって異なる立体感を表現できるという利点があるが, 一方でクロストークが発生しやすいという欠点がある. そこで本研究では, 眼鏡方式の時分割方式と偏光方式を組み合わせた手法を提案し, 眼鏡方式でありながら4視差の多視点による回り込みの表現と, 映像の多重分割が可能な3Dプロジェクターシステムの開発を行う.

著者

飛弾 一輝 (富山県立大学大学院) , 包 躍 (東京都市大学) , 松田 弘成 (富山県立大学) , 中田 崇行 (富山県立大学)