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ダイレクトプロジェクション方式を用いた大画面ディスプレイの研究

題目

ダイレクトプロジェクション方式を用いた大画面ディスプレイの研究 (A study of large screen display using direct projection system)

概要

近年ディスプレイの大画面化が話題である。特に手軽に大画面を体験でき、同時に没入感を与え、ホームシアターのような用途をさせることができる両眼ヘッドマウンティッドディスプレイ(以下HMD)が注目されている。しかし、現在の民生HMDには大きく分けて2種類存在し、一方は視野角が狭く人間が臨場感を得ようとする場合困難だが重量が軽いもの、他方は視野角は広いが人間に取り付けるには重く長時間装着が厳しいものがあり、特徴が一長一短である。
本研究ではHMDの問題を解決しつつ、HMDのような大画面ディスプレイを体験できるシステムの開発を目的としている。HMDを投影部と観察部に分割し、投影部から映像を平行光として投影、人間が装着する部分(観察部)で平行光を受けることで、観察部の軽量化と表示範囲拡大を目指す。

著者

錦古里 勇翔 (富山県立大学大学院) , 松田 弘成 (富山県立大学大学院) , 中田 崇行 (富山県立大学大学院)