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ARキャラクタを用いた音声対話による英会話学習システムの検討 ‐タイムプレッシャー導入の効果‐

題目

ARキャラクタを用いた音声対話による英会話学習システムの検討 ‐タイムプレッシャー導入の効果‐ (English learning system by spoken dialogue with an AR character -The effect of time pressure-)

概要

英会話を練習する際は対話相手が必要であり,会話が上手く出来るようになるにはテンポ良く相手と会話することが重要である.しかしコンピュータが人と代わって対話相手を担うようなCALL(Computer-Assisted Language Learning)システムにおいて,学習者が応答のタイミングまで考えて練習するような枠組みは無いのが現状である.そこで本研究では対話相手としてAR(Augmented Reality)キャラクタを設定し,システムの発話終了からの経過時間に応じたタイムプレッシャーの有無が学習者の交代潜時に効果を及ぼすか検証することを目的とした.実験として実験参加者に対話に使用する英文を事前学習してもらい,ARキャラクタによるタイムプレッシャーの有無で条件を分けて対話行い,最後にアンケートを行った.本稿では実験の様子を撮影した映像を用いた交代潜時分析の結果を報告する.

著者

鈴木 直人 (東北大学) , 廣井 富 (大阪工業大学) , 藤原 祐磨 (大阪工業大学) , 黒田 尚孝 (大阪工業大学) , 戸塚 典子 (東北大学) , 千葉 祐弥 (東北大学) , 伊藤 彰則 (東北大学)