題目
ミュージアムにおけるモノとコト (Exhibition of Objects and Events in Museum)
概要
デジタルミュージアム研究委員会は、2011年1月より、ミュージアム展示にバーチャルリアリティや複合現実感技術をはじめとする先端的デジタル技術を導入することによって、展示内容の格段の充実を図る展示技術及びコンテンツの知見を共有することを目的に活動をしてきました。今回のオーガナイズドセッションでは、「ミュージアムにおけるモノとコト」と題して、昨年度10月に開館し話題を集めている東京ステーションギャラリーの館長 冨田章氏をお招きし、講演とパネルディスカッションを行います。まず、東京ステーションギャラリーでの取り組みや展示に至るプロセス、モノを通してコトを伝える展示に関しての考え方、デジタル技術に対する期待など、運営現場からの視点でのご講演を冨田氏よりいただきます。続いて、技術側からのポジショントークとして最新のデジタル展示技術の研究成果を紹介し、パネルディスカッションを通じて、ミュージアム現場のニーズと技術研究のシーズのマッチングや、ビジネスモデル・人材育成、国際展開などについて議論を深めていきます。
著者
冨田 章 (東京ステーションギャラリー)