題目
faceball (faceball)
概要
表情に着目したアート作品は多数存在し,人は表情に対して非常に関心を寄せている. 本研究では簡単に表情を変化させ,表現できるシステムを提案する.体験者がボール型入力デバイスを用いて投げる,傾ける,握るなどの操作を行うことで,操作に応じた顔の変化がスクリーンに表示される.デバイスには3加速度センサと圧力センサが配置されており,体験者がデバイスを操作したことを検出する.3軸加速度センサは,回転や衝突を検知する.また,圧力センサはデバイス内のプラスチック製のボールの表面に複数配置されており,操作時の圧力を検知する. スクリーンに投影する映像は,顔の特徴点を操作し,空間変形手法を用いることで顔を変形させたものである.体験者が入力しておいた音声をもとに,デバイスの操作に応じて加工した音声を映像とともに出力する.
著者
田口 拓明 (岐阜大学) , 辻本 卓也 (岐阜大学) , 安倍 貴大 (岐阜大学) , 森長 夕貴 (岐阜大学)