題目

Toppars ～必死な気持ち～ (Toppars - The Desperate Mind -)

概要

苦しんでいる人や転びそうな人を見かけたら，手を差し伸べたくはならないだろうか． 本提案において製作するロボット「Toppars」は，倒立振子構造によって自立するロボットである．倒立振子によってふらふらと漂うような，見ている人々が心配になる動きをする．実際はステージ上をふらふらと動き，ステージから落ちてしまいそうになる所を，「うちわ」で扇いでTopparsを内側へ押し戻すという体験が可能となる．この体験を行うことによって，ふらふらとするTopparsを助けたいという人間の必死な気持ちを引き出すということを目的とする．本提案は，このTopparsを助けたいという「必死な気持ち」をうちわの風にのせて「支える」という体験を実現するものである．

著者

伊藤 夏樹 (豊橋技術科学大学) , 堀田 大地 (豊橋技術科学大学)