HOME > プログラム > 広大な現場で利用可能なARシステムのためのオーサリングツールの開発

広大な現場で利用可能なARシステムのためのオーサリングツールの開発

題目

広大な現場で利用可能なARシステムのためのオーサリングツールの開発 (Development of an On-site Authoring Tool for AR Systems in Large Spaces)

概要

工場や工事現場など実際の現場でAugmented Reality(AR)技術を用い設備配置や整地計画を事前確認できれば,設計段階で容易にその結果を評価できる.こうした広い空間でARシステムを導入するには,多数のマーカを対象空間内に配置してその位置関係を事前に記録し,導入する機械設備や盛土などの設計を仮想的にCGによって重ねて表示すれば,さまざまな場所からその結果を確認できる.
しかし,実際の現場ではマーカ配置は様々な制約を受けるため,状況に応じてその場でマーカを設置したり,その位置を変更し,さらにその結果を迅速かつ正確にシステムに反映せねばならない.また,計画を評価するためには表示する新たな設備等のCGの位置も現場で容易に更新できる必要がある.
本研究では広い現場で利用できるARシステムを実現するため,現場でマーカ配置を登録・修正でき,さらに仮想設備などの位置を容易に更新できるオーサリングツールを提案する.

URL

http://www.westunitis.co.jp/

著者

羽鹿 諒 (ウエストユニティス株式会社) , 宮前 雅一 (ウエストユニティス株式会社) , 福田 登仁 (ウエストユニティス株式会社) , 野間 春生 (立命館大学 情報理工学部 メディア情報学科)