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ロボット振動の記録・モデリング・再生による 人体のバーチャルなロボット化

題目

ロボット振動の記録・モデリング・再生による 人体のバーチャルなロボット化 (Virtual Robotization of the Human Body Using Vibration Recording, Modeling and Rendering)

概要

サイエンス・フィクションの世界では、身体が金属で構成されているロボットが数多く登場する。例え架空のキャラクターであると分かっていても,作品内の描写からわかる特性,例えば鋼鉄の皮膚やモータの駆動音などの特徴は極めて興味深く,多くの視聴者が一度はその身体になってみたいと思うだろう。一方で,キャラクターが感じている身体感覚は我々が経験したことのない感覚であるため想像することが難しい.そこで本研究では,ロボットの身体感覚を人間に再現し,ユーザ自身の身体があたかもロボットになったかのように感じさせることを目的とする.ロボット感の要素にはモータや歯車による音や振動が考えられることから,実際のロボットに生じる振動を記録・モデリング・再生する手法を提案する.こうしたロボット化は例えばプレイヤ自身がロボットになる身体運動入力ゲーム等新たなバーチャルリアリティシステムへの応用が期待される。

URL

http://kaji-lab.jp/

著者

栗原 洋輔 (電気通信大学大学院 梶本研究室) , 蜂須 拓 (電気通信大学大学院 梶本研究室) , くっけんべっかー きゃさりん (ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)) , 梶本 裕之 (電気通信大学大学院 梶本研究室)