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注視対象の変化例を教師入力とした感覚注意モデルの最適化手法

題目

注視対象の変化例を教師入力とした感覚注意モデルの最適化手法 (Optimization of Sensor / Attention Model with an Example of a Change of the Gaze Target)

概要

生き物との触れ合いにおいて、生き物の視線は興味や関心を反映し、個性を感じさせる源となる。我々はこれまでに感覚注意モデルによって、触れ合いにおける多様な注視動作を生成する仕組みを提案してきた。一方で、様々な個性を表現する注視動作を生成するためには、感覚注意モデルのパラメータの調整が必要となる。しかし、これらのパラメータは直接個性を表すものではなく、調整が困難である。
本発表では個性を表現した動作例を与えることでパラメータを自動で調整する仕組みを提案する。ユーザは求める性格を表現した動作例と注視対象の時系列変化を入力する。入力データと計算により生成された動作の差分を評価し進化的探索を行うことで、入力した動作データと類似した動作が生成されるようパラメータの最適化を行う。

著者

原野 誉大 (東京工業大学) , 三武 裕玄 (東京工業大学) , 長谷川 晶一 (東京工業大学)