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力覚提示指向の大変形有限要素法

題目

力覚提示指向の大変形有限要素法 (Finite element method of Large deformation for haptic interaction)

概要

医療やエンタテインメント分野において、力触覚を介したインタラクティブな物理変形シミュレーションに関する研究が盛んに行われている。本研究では、大変形可能な有限要素モデルを用いた力覚提示の実現を目的とし、大変形における非線形性を表現するための要素剛性マトリクスの回転処理を、力覚提示に有効な逆剛性マトリクスに対して直接的かつ反復的に適用する、逆剛性マトリクス直接回転法を提案する。実験の結果、大変形において線形モデルにより生じるアーチファクトが提案手法により低減されることが確認された。

著者

黒田 嘉宏 (大阪大学) , 浦西 友樹 (大阪大学) , 井村 誠孝 (大阪大学) , 大城 理 (大阪大学)