題目
犬のライフログシステムに向けた日常動作の判別 (A Study on Classification of Activities of Daily Living toward Dog Life Logging)
概要
犬は全ペット種類の中で約6割を占めており、多大な人気を誇っている。また、盲導犬・警察犬・災害救助犬など人間の生活を手助けする役割を担っている。以上の事から、犬は人間にとって最も身近な動物の一種類であると言える。しかし、こういった現状にも関わらず、人間と犬の関係をより良くするための研究・システムは数少ない。本研究では、犬のライフログシステムとして、犬の行動情報を記録することで、人間と犬のインタラクションを円滑にするシステムの開発を目指す。そこで本実験では、日常の犬の行動情報である遊びや食事など計7種類の行動を無線型加速度センサのデータから判別することが可能か検証を行った。その結果、高い精度で判別することに成功し、犬の行動情報を抽出できることが示された。
著者
安藤 基也 (富山県立大学大学院) , 唐山 英明 (富山県立大学)