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ハプティックインタフェースを用いたポインティングタスクにおける力覚の方向弁別閾値

題目

ハプティックインタフェースを用いたポインティングタスクにおける力覚の方向弁別閾値 (Haptic Discrimination of Force Direction on Pointing Task)

概要

人間の力覚に対する知覚特性を知ることは,人間工学的な観点からハプティックインタフェースの設計をする上で重要である.これまで力覚の大きさ,粘性,剛性に関する研究は多くあったが,力覚の方向についてはあまり調べられて来なかった.力覚の方向弁別閾値の評価に関する報告は,これまで数件ある.例えば,パッシブタッチにおいて25.6°という報告がある.また,呈示された軌跡を被験者が操作するポインタが追従する状況でのアクティブタッチにおいては32°という報告がある.しかし,関連研究においてポインティングタスクのような提示する刺激に対して正確な運動計画が求められる状況での力覚の方向弁別閾値については検討されていない.そこで,ハプティックインタフェースを用いてポインティングタスクを行ったときの力覚の方向弁別閾値について調査した.

著者

佐々木 友弘 (東京理科大学) , 山口 武彦 (東京理科大学) , 村山 淳 (産業技術短期大学) , 平田 幸広 (諏訪東京理科大学) , 佐藤 誠 (東京工業大学) , 原田 哲也 (東京理科大学)