題目
粒子数変動型実時間流体シミュレータにおける粒子選定方法の考察 (A study on a selection of particles in a real time fluid simulation using automatic parameter adjustment )
概要
SPH を用いた仮想環境内の流体シミュレーションにおいて, 粒子数やその他のパラメータの自動調整や,異なるハードウェアや異なる仮想環境においても実時間での計算が可能となるような手法を今まで提案してきた. しかし,本来はこの粒子数変動は操作者にとって感じられないことが望ましいが, 実際に変更した場合に粒子に大きな挙動が発生しまう場合がある.
そこで, 本発表ではパラメータ変更時に発生する粒子の挙動を抑える手法として, 粒子の密度に注目し, 対象の粒子を選定する手法を提案する. そして,挙動抑制に対してどのような効果が現れるのかをシミュレーションによって検証を行う.
著者
小松 雅弥 (福井大学大学院) , 鈴木 洋平 (福井大学) , 川井 昌之 (福井大学)