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スマートフォンの音声入力端子をインターフェースとして用いる脈波信号測定装置の提案と実装

題目

スマートフォンの音声入力端子をインターフェースとして用いる脈波信号測定装置の提案と実装 (A Pulse Wave Measurement Device Using Audio Input of Smartphone )

概要

生体信号の一つである脈波には、循環器系や自律神経系の活動の影響が現れるとされ、その解析による「血管年齢」の判定や「自律神経の活性度」の測定など、ユーザの健康管理やストレス管理を行う上で有効な指標、応用がこれまで数多く提案されている。
そこで本研究では、誰もが気軽に自身の生体信号を活用できる社会の実現を目標に、近年普及が進んでいるスマートフォンで脈波の取得・解析が可能な小型脈波信号測定装置を新たに提案・実装する。さらにスマートフォンとの組み合わせによる生体信号の活用事例のひとつとして、「ユーザの運動強度と心拍数の変化」を、スマートフォンに搭載されている加速度センサと本測定装置を用いて記録するアプリケーションを作成し、評価実験を行うことで、本研究の有効性や脈波以外の生体信号測定への応用可能性を検証する。

著者

巻口 誉宗 (北海道大学 大学院情報科学研究科) , 吉川 浩 (北海道大学 大学院情報科学研究科) , 棟方 渚 (北海道大学 大学院情報科学研究科) , 小野 哲雄 (北海道大学 大学院情報科学研究科)