Web要旨

Sunday, 12 September
9月12日
 

一般発表 9:00-10:20 作業支援・評価・訓練

座長:檜山 敦(東京大学)

1C1-1
路線バスから取得したセンサデータを活用した運転評価方法
〇山本 真平(大阪電気通信大学大学院総合情報学研究科)、白浜 勝太(株式会社ミライソフトウェア研究所)、亀谷 昌弘(みなと観光バス株式会社)、上善 恒雄(大阪電気通信大学大学院総合情報学研究科)
我が国の高齢化が進み,高齢者の移動手段として重要な公共交通の安全性や快適性の向上が求められている.
そのため,我々は地域の主要な公共交通であるバスの安全性や快適性に直接関与する運転手の技能向上を支援するために,バスの運行データを基にした運転評価手法の開発に取り組んでいる.
本報告ではバスの運行データを3DCGの地図に可視化することで,道路状況に対しての運転を概観する手法について述べる.
1C1-2
両手同士の接触判定と押しつけ圧計測を行う手洗い動作評価用センサグローブの設計
〇渡邊 達也(名城大学 理工学研究科 情報工学専攻)、近藤 朋希(名城大学 理工学研究科 情報工学専攻)、柳田 康幸(名城大学 理工学部 情報工学科)
手洗い動作での接触部位を判定することで,手洗いを評価するシステムである「手洗い評価システム」のためのセンサグローブを設計する.このセンサグローブは,感圧導電布で作られており,両手の接触および接触時の圧力変化を計測するためのものである.本研究では,このグローブの設計と推定精度の評価を行った.
1C1-3
ステレオ遠隔作業支援システムによる遠隔押印の研究
〇淀渡 元貴(法政大学 理工学研究科電気電子工学専攻)、床井 浩平(和歌山大学)、大山 英明(産業技術総合研究所)、中村 壮亮(法政大学)
新型コロナ対策として多企業がテレワークを推進している。しかし、機密書類に対する押印作業等は権限を持つ社員が出社せざるを得ないため完全なテレワーク化の障害となっている。そこで我々はAR/MR技術をベースとした遠隔作業支援システムに隠消(DR)技術の機能を付加した遠隔作業支援システムを開発している。ステレオカメラを利用したビデオシースルー型HMDを用いて試作システムを実装し、評価のための人間工学実験を行った。
1C1-4
Virtual Reality空間におけるHTMLに組み込み可能な新規属性を用いた360度サイト作成手法の提案
〇新井 響(北海道大学大学院 情報科学院)、坂本 雄児(北海道大学大学院 情報科学研究院)
本手法では、HTMLの属性に着目し、新たにVirtualReality空間向けの属性を追加した360度サイト作成手法を提案する。
提案手法は、既存の360度サイト作成手法よりも容易に、従来のHTMLでは対応できない3次元的表現を可能にする。
また、本来のサイトの構成を崩さず二次元ディスプレイでの閲覧も可能である。
本手法の有効性を確認するため、既存手法の一つであるA-Frameとの比較評価を行った。
1C1-5
発表辞退
1C1-6
小児の歯磨き指導効率上昇を目的としたARばい菌表示システム
〇近藤 春希(名古屋工業大学大学院工学系研究科)、舟橋 健司(名古屋工業大学大学院工学系研究科)
子供の虫歯問題を解消、低減することは今も昔も簡単なことではない。
我々はこの原因を、子供たちが歯磨きを行う理由を実感できていないために歯磨きを正しく行わないからではないかと考えた。
本研究ではPCのカメラを用いて取得した画像からリアルタイムに子供の歯の汚れやすい部分にばい菌が存在しているように重畳表示するシステムを提案する。
本システムにより歯磨きの意義が実感できることが期待される。
1C1-7
熟練ドライバの運転操作追体験による運転技能向上手法の提案
〇加藤 颯(株式会社SUBARU 技術研究所)、佐藤 能英瑠(株式会社SUBARU 技術研究所)、鳥居 武史(株式会社SUBARU 技術研究所)
非熟練ドライバの運転技能向上を目的として、熟練ドライバの運転操作を追体験可能な運転訓練システムを考案した。追体験ではドライビングシミュレータ及びVRシステムを用いて、熟練ドライバの運転操作の観察と模倣を行なうことで、状況に合わせた最適な運転操作を体感、学習することができる。追体験によって、熟練ドライバの操舵やペダルの操作を把握し、不安定な車両挙動につながる運転操作が減少する可能性が示唆された。
1C1-8
発表辞退