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大会概要

大会長挨拶

第19回大会長挨拶

竹村治雄

名古屋大学 名誉教授 横井 茂樹

第19回大会長を務めさせて頂く横井です。東海地方においては、VR学会大会は過去に第2回に名古屋大学で開催され、第8回に岐阜で開催され、いずれも大変活気のある大会だったと記憶しております。今回の大会では、会場として名古屋大学の野依記念学術交流館とES総合館で開催することにしました。会場予約のときには意識はしていなかったのですが、この2会場はともに名古屋大学でノーベル賞を受賞された先生方にちなんで作られた建物です。ES総合館には一般講演会場と同じフロアにノーベル賞記念展示室もありますので、この機会にノーベル賞の空気に触れて頂いてさらに先進的な研究への意欲を高めて頂ければと思います。

ところで、東海地方では最近VR学会の会員がやや少ない状況ですので、VRに関係が深い研究をやっておられるこの地域の研究者の方々にも大会に参加して頂いて、VR学会の活気のある状況を知って頂いて会員にもなって頂くように薦めていくつもりでおります。まず、その皮切りとして触覚関係の研究を行っておられる名大情報科学の大岡昌博教授に大会副会長をお引き受け頂きこの機会にVR学会にも参加頂くようにお願いしました。

今回の大会では、名古屋にある徳川美術館の館長、徳川義崇氏に特別講演をお願いできましたので、過去の大会に負けない意義のある大会に向けての一歩が踏み出せたと思っております。また、実行委員にも名古屋及び周辺地区のVR関連研究者に結集して頂き、久しぶりにポスターを制作したり、名大の研究室ツアーを計画したりと、委員全体で張り切って準備を進めております。名古屋観光コンベンションビューローからも協力を頂き、懇親会などのイベント企画を練っております。一度食べるとやみつきになる名古屋名物も豊富です。是非今年9月には名古屋に来て頂き、活発な議論と親睦を深めて頂くようお願いします。