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ドーム型統合入力デバイスKHAKIにおけるGUI操作の改良

題目

ドーム型統合入力デバイスKHAKIにおけるGUI操作の改良 (improvement of GUI operation in dome-shaped unified input device)

概要

現在,コンピュータへの一般的な入力手段としてマウスとキーボードが利用されている.これらのデバイスは各々特性と使用目的が異なるため,併用する場合片手をデバイス間で移動させる必要がある.この移動時間は回数を重ねるごとに作業効率に影響する.
我々は作業効率の向上のために,GUI操作と文字入力操作をシームレスに切り替えられるドーム型統合入力デバイスKHAKIを提案し,開発を行なっている. KHAKIは,ドームに置かれた手を内部カメラで撮影後,画像処理により手指情報を取得し,掌の状態に応じて文字入力操作とGUI操作を切り替える.しかし,従来のKHAKIにおけるGUIのクリック操作ではチャタリングが発生し,意図しない操作の原因となっていた.また,マウスと比較して負担が大きく,操作がしづらいことが問題であった
本研究ではKHAKIのGUI操作における精度及びユーザビリティの向上のために,先行研究で実装された操作方法とは異なる操作方法を考案した.

著者

加藤 匠 (名城大学) , 高森 裕也 (名城大学) , 芹澤 隆史 (名城大学) , 柳田 康幸 (名城大学)