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はっけんデジキャビ:アナログとデジタルの入力手段を備えたカード式展示感想収集共有システム

題目

はっけんデジキャビ:アナログとデジタルの入力手段を備えたカード式展示感想収集共有システム (Digital Card Cabinet - Gathering and Sharing Impressions about a Exhibition with both Analog and Digital Ways)

概要

2011年3月10日から6月14日まで国立民族学博物館の特別展であるウメサオタダオ展で運用された「はっけんデジキャビ」というシステムの運用結果について報告する。「発見デジキャビ」は京大式カードに書かれた展示感想をデジタル化し、来館者間で共有閲覧するためのシステムである。紙の京大式カードによる記述と、iOSアプリとして実装した京大式カード型入力システムによる記述とを区別なく取り込み、画面上に物理的なカードとしての自然な振る舞いを実現した三種類のインタフェースを介した、来館者によるデジタル化されて集められたカードの閲覧環境を提供する。運用の結果、未就学の子供から80代の年配者まで多くの来館者からの展示感想を収集することができた。

URL

http://www.minpaku.ac.jp/special/umesao/tenji.html

著者

高橋 徹 ((株)ATR-Promotions) , ファーミューレン ハリー ((株)ATR-Promotions) , 上田 洋 ((株)ATR-Promotions) , 小長谷 有紀 (国立民族学博物館)